農業の基礎知識☆農家の単位(町、反、畝、俵)とは?

農家特有の単位

先日収獲した田んぼは「3反(たん)2畝(せ)の面積で約20俵(ぴょう)は収獲できる」と教えていただきました。収獲の記事はこちら(コンバインでの収穫方法


(↑写真:この田んぼが2つで3反2畝)

ところが、「あれれ!??面積と収穫量を聞いても、どの程度の面積と収量なのかが全然わかりません。」(記事の最後に答えは記載してます。)
普段使用しているSI単位(国際単位系:メートルmやキログラムkg等)ではなく、農家さんは独特の単位を使用しています。
これが分からないため、農家さんとの会話が前に進まずに非常に困りました。

今回はこの農家さんの特有の単位を簡単にご紹介していきます。

「面積」の単位(町歩、反歩、畝)

通常の面積を表すのに使用される単位はm2(平方メートル)で、土地や部屋の面積を表す際は「坪(つぼ)」や「畳(じょう)」を使います。
しかし、農家さんが田んぼの面積を表す際は町、反(たん)や畝(せ)を使用します。下の表は農家さんの使用する単位を日常の単位に変換した早見表です。

~農業の単位(面積)の早見表~

農家の単位
(面積)

(せ)

(たん)

(ちょう)
倍率
(畝を基本にする)
1 ×10 ×100
面積(m2 100m2 1,000m2 10,000m2
面積(アール) 1a 10a 100a
坪(つぼ) 30坪 300坪 3,000坪
畳(じょう)
※畳1枚分の面積
60畳 600畳 6,000畳

※厳密には同じでない表記があります。
(例:1畝=99.17m2となりますが、100m2と記載など。)
※「町」は長さを表す単位でもあるため、面積の場合は「町歩」という場合があります。

「重量」と「体積」の単位(俵、斗,升、合)

お米の重量を表す単位も通常のkgとは違い「俵」や「合」が使われます。
今、流通しているお米は米俵ではなく、30kgの紙袋での流通がメインになっています。(精米されたお米はさらに小分けにされて消費者が買いやすいように5kgや10kgのビニールにいれて販売されています。)

お米の「重量」と「体積」の単位を下記の表にまとめました。
重量はお米の重量になっています。
(各単位の体積の容器に比重の違うモノを入れれば重さは異なります。)

~お米の重量~

1合
(ごう)
1升
(しょう)
1斗
(と)
1俵
(ぴょう)
1石
(いっこく)
150g 1.5㎏ 15㎏ 60㎏ 150㎏


(↑写真:各重量のイメージ)

~各単位の体積~

1合
(ごう)
1升
(しょう)
1斗
(と)
180ml 1.8L 18L

「まとめ」と「答え」

今回は農家さん特有の単位についてまとめていきました。

これを覚えておくと、身近なところでは「1合」のお米を炊くときに「180ml」のお米をを計量カップで測るか、「150g」を重量計で測れば1合のお米を用意することができます。

~最初の答え~

今回の記事の最初の問いである「3反(たん)2畝(せ)の面積で約20俵(ぴょう)の収獲」の意味は「3,200m2(960坪)で約1,200kgのお米の収獲」と理解することができます。

まだ、私は土地の広さをパッと見て、感覚的に「この土地は〇反〇畝くらいだね!」とは判断できませんが、いろいろな土地を計測して感覚を磨いていこうと思います。

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