日本の「食料自給率」の意味とは?意外と知らないホントの定義

「食料自給率」とは?

「日本は食料自給率が低いのは問題だ!」とテレビ等のメディアで話題になることがよくあります。自給率の言葉の意味は「昔、学校の授業で習ったけど詳しくはわからない。」という方も多いのではないでしょうか?

農業・養殖といった1次産業に関わる者として「食料自給率」はよく知っておかなければならないキーワードです。
今回は「食料自給率」とは何かについて解説しています。

「食料自給率」には2つ種類がある!?

食料自給率は「カロリーベース」と「生産額ベース」の2種類があります。
同じ食料自給率でも、この2つはきちんと分けて考える必要があります。

・「カロリーベース」の食料自給率(一般的な食料自給率といえばこれ!!)

私たち体を動かすために「カロリー(熱量)」を食べ物から摂取しています。
カロリーベースの食料自給率は日本に供給されている食料のカロリーのうち、国産でどのくらいのカロリーがまかなわれているかを示しています。
つまり、カロリーベースの自給率は国の食料安全保障の指標として使われます。
(ビタミンやミネラルといった健康維持に関わる栄養素入っていません。)

また、カロリーは油や炭水化物に多く含まれるため、穀物をたくさん育てるとこの数値は上がります。

現在、日本の「カロリーベース自給率」=38%です。 (平成29年)

・「生産額ベース」の食料自給率(日本ではこれが重要!!)

各品目の生産額をもとに計算した自給率の値です。
野菜や果物といったカロリーは低いが、付加価値の高い製品がより的確に反映されている数値です。

現在、日本の「生産額ベース自給率」=65%です。(平成29年)

現状はどちらの自給率も日々下がっていっています。
これを踏まえたうえで、次回は自給率をどう考え、農業・水産に携わる人たちが何をしなければならないか考えていきます。

続きはこちら日本で農業・養殖ビジネスが増えると食料自給率は上がるのか?

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