錦鯉が2億円以上!?なぜ錦鯉に「高値」がつくのか?

落札価格「2億300万円」の史上最高値更新!!

今年の2月に開催られた全日本総合錦鯉品評会で優勝した錦鯉が2億300万円で落札されました!!購入者は台湾の女性の錦鯉愛好家の方です!!(なんてスーパーセレブ☆)
鯉の模様は「紅白(白ベースに赤い模様が入った鯉)」で広島県の養殖場が育てた1m1cmの25㎏の大物とのこと。(通常の錦鯉はだいたい40cm前後です。)

錦鯉ではないですが、2019年の初セリでは大手すしチェーンすしざんまいの社長が278㎏の本マグロを競り落とし、価格が3億3360万円と史上最高価格をつけたと話題となっていました。
しかし、マグロを㎏あたりの単価に換算すると。。。

「錦鯉」:2億300万÷25kg=812万円/kg
「本マグロ」:3億3360万÷278kg=120万/㎏

㎏あたりの単価は「錦鯉の圧勝」です!!!

すしざんまいの「本マグロ」であれば初セリで最高額のマグロを落札すること自体がメディアに取り上げられるだけでなく、マグロも商品として提供することで集客効果を見込めます。このような店舗の「マーケティングの効果」を期待しているために、この高値がつくのはわかります
しかし、錦鯉は違います。錦鯉は「鑑賞する」という目的で購入されているのが驚きなのです。
(世界の大富豪は桁違いにすごい!!)

なぜ、「錦鯉」はこんなに高値がつくのか?

「錦鯉」ってどんな魚?

そもそも、錦鯉ってどんな魚なのか詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?
「錦鯉」とは、色や斑紋があって、観賞魚用に改良したコイの総称です。
錦鯉の種類や歴史についての詳細はこちら
錦鯉の「歴史と魅力」について(現場レポート)

錦鯉は「泳ぐ宝石」とも呼ばれ、昭和43年の品評会で、日本の「国魚」に位置付けられています。
まさに「日本の芸術作品」なのです!

ニシキゴイに「高値」がつく理由とは?

・海外の錦鯉の需要が高まっている。

今、錦鯉は「国内」だけでなく「海外の外国人の方」から注目を集めています。
特に輸出が盛んになっているのは「香港」、「オランダ」、「ドイツ」で、「ブラジル」や「ドバイ」での需要が増えてきています。特に欧米では庭園の中に立派な池を作る方も多く、犬や猫のようにペット感覚で飼育している方も増えています。このように、錦鯉に高値がつく理由の1つは「海外の需要が急激に増えている」ためです。
しかし、なぜ海外の方は錦鯉を好むのでしょうか?

・海外の方が「ニシキゴイ」のファンなってしまうから!!

海外の方がニシキゴイを好む理由は2つあります。
①見た目の「美しさ」
「錦鯉」は、鮮やかな体色をしており、観賞魚として華があります!色鮮やかな体色が錦にたとえられたて錦鯉と名付けられた程です。そして、色彩や斑紋も様々で自分好みの鯉を選ぶこともできます。
しかし、高値がつくような立派な鯉は「希少性が非常に高い」ため結果として「美しい鯉=高価な鯉」となります。

美しい鯉をつくるのがどのくらい難しいかはこちら
錦鯉の養殖方法(現場レポート)

②「癒し」効果
錦鯉は通常の熱帯魚のように凶暴な性格ではなく、「非常に温和な性格」の魚です。錦鯉の社会には「ボス」もいなければ「いじめ」もなく、「平和の象徴」とされています。
資本主義という競争社会で世界中の人々と戦わなければならない現代人にとってニシキゴイは最高の「癒し系ペット」なのです。さらに、人にすぐ馴れて、餌を与えに行くと近づいてきて、手から直接餌を上げることもできる「愛らしさ」もあります。
レディーガガも療養中にニシキゴイに癒されたとの話もあるくらいの「癒し効果」を持っており、人は「鯉に恋をしてしまうのです♡」

まとめ

錦鯉の養殖ビジネスは「1次産業の高付加価値化」に成功している良い例です。
日本の農業・養殖ビジネスではこのように海外の需要を取り込み、高付加価値を生み出せる産業を作っていかなければなりません。まだまだ、日本には自分たちでは気づいていないが外国人にとっては価値のある「隠れた高付加価値商品」がたくさん眠っています。
錦鯉のような高付加価値を生み出せる産品を発掘し、きちんと盛り上げていくことが日本の1次産業の発展に繋がると信じています!

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