【簡単調理】豆アジ(小アジ)の料理方法とは?

豆アジ(小アジ)のおすすめ調理方法

新潟県の直江津港付近で夜釣りをした際に釣りあげた「豆アジ」と「キス」の調理法をご紹介。夜釣りの記事はこちら(初めての夜釣り!釣果報告
今回は唐揚げで料理しました。

夜釣り当日の下処理

先日の夜釣りの釣果は「豆アジ28匹」と「キス1匹」でした。
釣果はよかったのですが、帰宅したのが深夜11時を過ぎていたため当日は下処理のみをしました。

(↑写真:釣ってきた魚達)
下処理の工程は下記の手順で行いました。

・豆あじ(小アジ)
アジは頭を落として「背開き」と「腹開き」の2種類のさばき方をしてみました。
魚のサイズが小さいため、しっぽ付近のトゲトゲはそのままにしました。
(このトゲトゲは「稜鱗(りょうりん)」、「ぜんご」、「ぜいご」と様々な呼び名があります。)

(↑写真:「背開き」と「腹開き」

・キス
キスは頭を落として、包丁の背の部分で鱗(うろこ)を落としました。
そして、キスは背開きにしました。

(↑写真:調理したキス)

調理した魚たちは当日食べることができなかったので、塩をふってジッパー付きの保存袋につめて冷凍しました。

(↑写真:保存した魚)

豆アジとキスの唐揚げ作り

夕飯のおかず(つまみ)にするために、冷凍した豆あじとキスを調理しました。
冷凍してあった魚は袋のまま流水解凍します。

(↑写真:流水解凍)

用意する材料はキャノーラ油と片栗粉だけです!!

(↑写真:キャノーラ油と片栗粉)

解凍した魚は軽く塩を振って、片栗粉をまぶしました。
そして、浅く油を入れた鍋で一気にカラリと揚げていきました。

(↑写真:調理風景)

完成品はこちらです!

(↑写真:完成品(立派なおつまみ)とビール)

~食べた感想~
アジもキスも上手にカラッと上がり両方とも最高のおつまみになりました!
アジは「背開き」と「腹開き」の2種類を作りましたが、「背開き」の方が身がふんわりで中骨にも火が通りやすく美味しかったのでオススメです。

おまけ(豆アジの豆知識)

アジは白身魚か?それとも赤魚なのか?

マグロやヒラメであれば「赤身魚」なのか「白身魚」なのかすぐにわかります。
ですが、アジはどちらなのでしょうか?

~赤身魚と白身魚の違い~

そもそも「赤身魚」と「白身魚」なんで身の色が違うのでしょうか?
それは筋肉の性質が違うためです。
マグロ等の赤身魚は長距離を回遊するために持久力が必要です。そのため、酸素をたくさん蓄えることのできる「ミオグロビン」という赤い色の物質を筋肉にたくさん含んでいます。
(赤身魚は「ミオグロビン」の他にもうま味成分である「イノシン酸」が多いのも特徴です。)

一方、ヒラメ等の白身魚は回遊しません。その代わりに瞬発力が必要なため、素早く収縮することのできる白い筋肉(速筋)が多くなるため白身魚になるのです。

~答え~

アジは赤身魚と白身魚の中間です。
アジは回遊魚なのですが、他の回遊魚と比べて白身が多いのです。特に獲れたてのアジの味は白身魚に近いです。ところが、獲ってからしばらくするとイノシン酸が増え、赤身魚に似たうまみが出てくる不思議な特性があります。

注意:鮭(サケ)は赤いですが白身魚です。これは筋肉の性質ではなく、食べ物由来のアスタキサンチンという赤い色素によって身が赤くなっています。ちなみに、フラミンゴが赤いのもこのアスタキサンチンのためです!

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