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第二種電機工事士になると何ができるの?
第二種電気工事士の資格を取得すると「低電圧の電気工事」に従事することができます。
具体的には一般家庭や事業所の電気配線、照明、コンセントが壊れた時に自分で修理することができます!
(※DIYできる作業の幅も広がります。)
それ以外にもこの資格の勉強をすることで
・電気設備の図面を理解することもできるようになる。
・電気設備関連企業への転職に有利になる。
といったメリットがあります。
直流電圧:750V以下
交流電圧:600V以下
の工事が低電圧工事になります。
合格のための「勉強方法」について
第二種電機工事士には「筆記試験(1次試験)」と「技能試験(2次試験)」があります。
受験資格はないので誰でも受験可能です!
この記事では、それぞれの試験対策について解説していきます。
「筆記試験」の対策
結論:過去問を繰り返せば合格できる。
第二種電機工事士の試験は60点以上で合格です。
問題も過去問から繰り返し出題されています。
そのため、過去問を理解しながら繰り返せば大丈夫です。
(※目安は5年分を3回です。)
初学者でもこれだけやれば、ある程度合格ラインが見えてきます。
筆記試験は完璧を目指すのではなく、繰り返し問題を解いて慣れてしまえばOKです。
オススメの問題集はこちら↓
毎年更新されるので、最新版を購入してください。
ちょっと解説が雑な部分がありますが、付属の携帯にダウンロードできる機器の名称クイズはちょっとした時間に学習を進められるので便利です。
参考書になるYouTube動画 ↓
こちらのチャンネルは1度通して見ると、筆記試験の全体像がわかるので初学者でいきなり過去問はキツイって方にはオススメです!
「技能試験」の対策
結論:ホーザンの道具・部材セット購入し、YouTubeを見て練習!!
「対策期間」について
技能試験対策は筆記試験が終わってからで余裕で間に合います。
筆記試験では問題用紙を持って帰れるので自己採点ができますので、
合格していれば正式な結果を待たずに早めに準備をスタートできます。
「学習方法に」ついて
「技能試験」は答えが事前にわかっている試験です。
実際に出題される候補問題は13問あります。
必ずこの中から出題されますので、これをマスターして40分の試験時間で作成できれば合格です。
筆記試験とは違い「答えがわかっている問題に完璧に答える試験」となります。
答えはわかっているのですが、実際に工作して課題の作品を作るのには練習が必要です。
そのためには実際にまずは必要な道具を用意します。
購入するのは「必要な工具セット」と「練習の材料1回分」です。
こちらを両方購入すれば技能試験対策の準備はオッケーです!!
両方ともアマゾンで購入できます。
用具の購入リンクはこちら↓
工具は個別でも集められますが、間違えると試験で対応できないモノだったりすることもありあますのでこのホーザンのセットが1番安心です。材料は2回分のセットなども販売されていますが、基本的には1回分で十分です。
また、「ホーザンの工具セット」と「練習用の部材のセット」をまとめて購入する場合、下記の画像リンクの販売店から安く購入することができます!
(私もアマゾンでなくこっちで購入すればよかったと後悔してます。。)
これらのセットと一緒に付属で入っているホーザンの冊子が「優秀」で、重要な内容がコンパクトにすべてまとまっています!これを見て練習すれば、参考書はなくても大丈夫なレベルです。
↑写真:道具セットについてくる冊子
もし、実際の問題形式や詳しい解説が必要な場合は下記の参考書があれば万全です!
・「ユーキャンのセット」とかはどうか?
割高なので、この記事を読んで頂いてる方にはおすすめしません。
ご自身で工具をAmazonで上記のセットを購入することをオススメします。
ユーキャンだと技能試験対策は工具なしの材料とテキストセットで39,800円は高いっす。。
そして、あとはこれらを購入して、下記のホーザンの動画を見て練習すれば合格できます!
(講習会などに行かなくても動画で学べるいい時代になりました!)
No1〜No13 まですべての候補問題の動画があります。
解説も丁寧で、最低でも1回はすべての動画を視聴しておくことをおすすめします。
(理解が進んできたら途中からは2倍速でいけるようになります。)
おすすめ動画↓
「試験当日の注意点「について
最後に試験当日の注意点についてです。
当日の持ち物は下記の通りです。
・受験票
・工具セット
・時計
私の試験会場は時計がなかったので時計は忘れずに持参しましょう!
実技試験は時間との戦いなので時計は必須です。
実技試験は遅刻すると会場に入れなくなりますので、早めに到着するようにしましょう。
本番は緊張して、予想以上に時間がかかります。
さらに、時間がなくなってくるとパニックになってさらにミスが発生したりするものです。
練習では30分程度で終わらせられるようにトレーニングして本番に望みましょう!
※私も本番で差込みコネクタが外れなくて焦りました!
この記事が皆さんの合格のお役に立てれば幸いです。
頑張って国家試験突破していきましょう!!