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なぜ、経営者はゴルフが好きなのか?
昔はよく仕事の接待でゴルフが活用されていたり、プライベートでもゴルフをする人が多く、ゴルフ業界は非常に盛り上がっていた時代があったと聞きます。しかし、今は仕事の関係で休日までゴルフに連れていけば、お金がかかるし、時間も丸1日使われるし、さらにパワハラだといわれたりすることもあります。おじさん臭いイメージもあり、若者にはあまり好かれないように思います。。。
ですが、今でも経営者の中にはゴルフが大好きな人達が多くいます。
なぜ、経営者はゴルフが好きなのでしょうか?
今回はゴルフと経営の共通点についてまとめていきます。
「経営」と「ゴルフ」の3つの共通点
「会社経営」と「ゴルフ」は共通点が多く、経営者はゴルフを経営の疑似体験の場としているではないでしょうか?その中でも大きな共通点は下記の3つです。
①ゴールを目指す!
会社経営は経営者の理念(≒志)という見えないゴールを達成するために行っていきます。理念を達成するためのビジョンを描き、そこに向かって経営資源(資金、人材、機械、設備)を使って1つ1つプロセスを分解して戦略や計画を立てていきます。
ゴルフでもこのゴールを目指すプロセスは同じです。見えないホールに目標を定めて、目標を最短で達成するために、道具や戦術を確認しながらゴールを目指していく過程が非常によく似ています。
②ゴールばかり見てると失敗する。
ゴルフのゴールはずっと先の方にあります。そのため、しっかり先にあるゴールの位置と方向を意識することが重要です。一方、実際に球を打つ際には余分な力を入れずにリラックスして、しっかりボールを見て、手元の作業に集中しなければなりません。例えば、ゴールばかりに意識がいってしまえば手元がおろそかになってボールをきちんと打つことはできませんし、手元ばかり見ていればゴールとは違った方向にボールは飛んで行ってしまいます。
事業をやる際もこの目標と実務の感覚がすごく似ています。
経営者はこのバランス感覚が非常に重要であることを知っているため、ゴルフを好む人が多いのではないでしょうか?
③プレーヤーがコミュニケーションをとりながら同じ目標に進んでいく。
ゴルフも会社経営も一人ではやっていくことができません。仕入れ先や販売先といった得意先と良好なコミュニケーションをとりながら進んでいきます。ゴルフは基本的には個人競技でありながら、同じ目標に進んでいく過程も会社経営と非常に似ています。
まとめ
今回は経営とゴルフの共通点をまとめました。経営者がゴルフが好きな理由は会社経営と共通した部分が多くあること以外にも、「自然の中でプレーすることで気持ちをリフレッシュ」したり、「適度な運動をすることで健康にもよい」といった理由があります。
さらに、ゴルフのプレーでは人間性がもろに出ます。そのため、ゴルフ場で丸一日コミュニケーションをとることで、深い信頼関係を築き、リアルな経営に役に立つことからも経営者はゴルフを好むと考えられます!