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「ラボチューバ―(labo tuber)」とはどんな職業か?
世の中にネットが普及し、IOT(Internet of Things)の技術で人とモノがつながる社会に変わることにより、既存の職業の種類は大きく変化してきています。今まで人気の職業ランキングで上位に入ってた「銀行員」は今後すたれる職業ランキングで上位に入ってきています。さらに、単純労働である「車の運転手」や「大企業の工場作業員」は自動運転やロボットに置き換えられていく日が近づいています。そんな中、10年前には職業として扱われていなかった「プロブロガー」や「ユーチューバ―(Youtuber)」といった職業が稼げる職業として注目を集めています。今後も新しい職業は続々出てきますが、今回はその中でも将来注目される「ラボチューバ―」について解説していきます。
「ラボチューバ―(Labo Tuber)」とは何か?
「ラボチューバ―(labo tuber)」とは個人でラボ(研究施設)を持ち、研究成果や実験の成果をブログやユーチューブで(YouTube)で情報を公開します。そこでの「広告収入」や「独自のコンテンツ(電子書籍やオンラインサロン)」を販売することで収益を得て研究を行う職業です。(※これは私の作った言葉のため、ネット上で検索してもでてきません。)
なぜ「ラボチューバ―(Labo Tuber)」が必要なのか?
農業や養殖といった一次産業を発展させていくためには「新しい技術」の研究が必要になります。しかし、農家さんや養殖業者はなかなか新しい技術の開発には取り組めません。新しいことをやるためには「お金」と「リスク」が発生します。そのため、リスクのない既存の方法を繰り返すだけで、どんどん産業は衰退してきます。
そんな現状を打破するため、新しい技術の研究を実施し、エンターテイメントとして公開することで収益を得て、農業・養殖を通して社会に貢献する「ラボチューバ―」がこれからの世の中には必要とされています。
「ユーチューブ(YouTube)」の影響力はスゴイ!!
今、Youtubeがますます伸びてくるコンテンツとして注目されています。これからネット回線も5Gに変わって通信速度が劇的に向上し、パケット代も気にしなくて済むようになれば益々動画のコンテンツは盛り上がってきます。私は9月からブログを始めてコツコツと更新してるのですがまだ1日のユーザーが10人~20人と超ショボいのです。しかし、最初の頃にYouTubeにアップした2本の錦鯉の動画はすでに合計で3000回近くも視聴されおり視聴時間も5000分を超えています。(ブログは3か月の合計で2500PVしか見られてないのに。。)
ブログはもうオワコン(終わったコンテンツ)で、これからは「ユーチューブ(YouTube)が熱い!」と言われるの程、動画配信コンテンツの影響力が高くなってきています。
(↑ブログの全記事より見られてる動画)
日本での研究はやりたいことができない?
日本で農業や水産分野で研究するとなるとほとんどが「大学」や「国の研究機関」で行っています。しかし、大学や国の研究機関は学会で論文を発表するための研究であるため、「学会映え」する研究がメインとなります。そのため、産業の発展には重要であるが、学会映えしない研究はなかなかできないのです。
例えば、養殖の研究では「ウナギの種苗生産」や「マグロの完全養殖」といったテーマは学会映えしますが、既存の養殖の生産歩留まりを向上させたり、より効率のよい水槽を設計したりといった研究は重要ですが学会映えはしません。そのため、現場の農家や養殖業者が本当に必要としている研究が進まないといった現状があります。
それでは、今後も日本の農業と養殖は衰退していくだけで、発展していくことは期待できません。
まとめ
農業・養殖の分野でやりたい研究(現場が必要な研究)をやるためには「お金」がかかります。持続可能な生態系をつくり、生き物との共存できる社会を作るためにはきちんと儲かるビジネスとしてお金を循環させなければなりません。いくら「夢」や「理想論」を語ってもお金がなければただの「妄想野郎」なのです。
ですが、ブロガーやユーチューバ―(YouTuber)のような職業が成り立つ今の世の中では今後必ず「ラボチューバ―(LaboTuber)」も注目されると考えています。そして、私自身がラボチューバ―になった後は、同じ志を持った研究仲間が実施した研究成果を買い取り、研究費を供給できるような「研究者のためのプラットホーム」やそれぞれの情報を共有し、コンテンツとして発表できる「オンラインサロン」の展開もして行きたいと考えています。
そんな「夢」と「理想」ばかりを語っているとただの妄想野郎になってしまうため、今はコツコツとブログや動画のコンテンツを発信して着々と準備を進めていきます!